しゅみろん

趣味論。論ずるというより語っていくブログ。

【感想】ラブライブ!サンシャイン!! #9 未熟DREAMER

感想

・ハグ設定の構想
・3年生の魅力全開
・親愛なるお姉ちゃん

今週はすごすぎて、一回見ただけだと本当「すごかった」という小学生並みの感想しか出てこなくて、文章にするのに時間がかかりました(…という言い訳半分、本音半分)。

ハグ設定の構想

一緒にハグしよ?
― 松浦果南(1stシングル はじめましてのご挨拶)

見た目通り、半分アメリカンのハーフよ。
― 小原鞠莉(1stシングル はじめましてのご挨拶)

は、ハグ…。
ハグ…しよ。
― 松浦果南(#9)

なんといっても一番痺れたところ。1stシングルのときからある果南のハグ設定と鞠莉のハーフ設定を、アニメで最大限に活かしてきたところ!

幼少期に小原家の庭で鉢合わせたときに、果南はその場の取り繕いで「ハグ」という言葉を発しているように見えました。鞠莉の外見からそう判断したのでしょう。

1stシングルの自己紹介では果南は鞠莉のことに触れていないし、逆もそうです。なので「ハグ好きな果南」「ハーフの鞠莉」と個別に設定を認識していました。これをアニメでうまく繋げたところが最高にCoolだと声高々に伝えたい。この記事で一番伝えたい。

これだけの上手いまとめ方があるのだから、コーレスに「ハグしよ」を取り入れるすわわのこだわりにも頷けます。

3年生の魅力全開

それでいて過去の真実が次々と明らかになってくる今話。東京で歌えなかったのは果南のせいではなかったことにとりあえず安堵。そして特定の誰かが悪いわけではなくすれ違いがあったことに切なくなり。でも最後は結束をかため、Aqoursとしての歩みを再スタートさせる。1話に詰め込み過ぎた感は否めない、という気持ちも無くはないですが、このスピード感も好きです。

CM明けの喧嘩シーンは何度も見ました。喧嘩シーンなんだけどかなりコミカルに描かれていてシリアスさを感じさせませんでした。これまでの3年生は大人っぽく表現されていたと思うのですが、このシーンを見ると歳相応という感じが出ていて良いですね。千歌の喝と、ルビィの茶々入れはナイス。鞠莉の「ほんと腹立つよねこいつ!」も信頼があるからこそ発せられる言葉。とても良いですね。

果南の怒りの声は低音でドスが効いていました。「離せって言ってるの」「うるさい」。はぁー言われたい。 魅せる演技だと思いました。

3年生の魅力全開とは書きましたが、1年生2年生もそれぞれの見せ場があって、やっぱり9人とも登場シーンがあるのは良いことや…。黒澤姉妹にそれぞれ発した梨子のあたりの強い言葉が個人的にはツボです。

親愛なるお姉ちゃん

アニメで一番株を上げた人物ではないでしょうか。生徒会長でスクールアイドルに詳しく、最初はAqoursの活動に眉を潜めるものの、裏方ではサポートに徹し、Aqoursのみんなを繋げる役割を果たす。にこ+希+絵里じゃん!ずるいですねこれ…。

誘いを受けたときの嬉しさを隠しきれていない表情も、砂浜に「Aqours」の文字を書いているダイヤさんの笑顔もほんと最高。砂浜からの脱出は1話の登場シーンと同じように瞬間移動を使ったのかな?

未熟DREAMERでの謎靴下はラジオでも語られていました。お姉ちゃん優しい(?)

未熟DREAMERはAqoursの楽曲のなかでも第一印象がかなり良いものだと、個人的には思いました。落ち着いた曲だけど芯が通っていて力強さを感じます。フルだとどうなるのかな、ラスサビは3年生パートになるのかな、想像が膨らみます。

次回は「シャイ煮はじめました」。がんばルビィもそうですけどネタを積極的に取り入れるスタイル。