包丁人ルビィ
包丁人とは?
庖厨 (台所) にあって魚,鳥を料理する人。もとは中国の有名な料理人の名前という。『徒然草』によると,包丁者の初めは山蔭中納言ということになる。平安時代の貴族社会では,日常の食料は召使の者たちが料理したが,年中行事,一家の祝賀などの料理をつくる際はもちろん,来客に料理を調進する際にも,その邸の主人がみずから包丁をふるって客をもてなすようなことがあった。
由来までひっかかるとは、また一つ賢くなってしまった。
おかいもの pic.twitter.com/eif1gGa8Rv
— りくた (@liktastar) 2016年11月23日
ジングルベルがとまらないのドラマパート。タイトルの時点で何かが起こる予感がしていましたが、それを上回るほどのぶっ飛び具合でした。包丁人ルビィじゃなくて包丁人果南じゃないか!w こんなにひょうひょうとした果南ちゃんは新鮮でした。というかどのメンバーもキャラ崩壊しているような。
包丁人ルビィ
・ルビィ
ここではまだまとも。包丁をまともに持つことができないってことは、料理はダイヤ姉さんがやっているってことなのかな。それとも親?
・曜
苦労人の役。ところどころ斉藤さん入っていたのが面白かった。
・果南
ちがいまーす、ホスピタリティ、とれたてだもの!、やばーい
迷言が次々と出てきた人。初めて聞いたときは曜ちゃんと同じリアクションだったことは言うまでもない。
仁義なきデコ
・善子
そのとおりよ!の開き直り大好き。
この人もやば珈琲を勘違いしていた。だけど私もやば珈琲のことはよく知らない。
・梨子
安定なツッコミ役。ここまで安定していると次は梨子ちゃんがボケそうw
ジュエルリングのメタツッコミいいね。ぼくはプッシュポップ!(実際は食べ方が好きじゃなく食べてなかったけど)
梨子ちゃんって落ち着いた声で聞きやすいのでドラマCD向きですね。逢田さんアナウンサーもいけそう。
・ダイヤ
ダイア?ダイヤ?それとも駄嫌?
ダイヤさんはアニメでのインパクトが大きかったのでそこまでのキャラ崩壊は感じさせず…いやでも最後のオラオラモードはすごかったかw せーの、シャバ珈琲
戦場なメリークリスマス
・花丸
快活な花丸ちゃんかわいい。お正月に絶望する花丸ちゃんかわいい。
・千歌
珍しい(?)ツッコミポジション。今回2年生がみんなまともですね。
・鞠莉
かしこいかわいいマリーチカ!
グローバルな鞠莉ちゃんがいるからこそ話がトントンと進んで軽快でした。
各パートで温まったところで「ほんとのクリスマスパーティー」で激突するわけですが。今回のMVPはルビィちゃん!一言目でやられてしまった。本当に板前。ルビィちゃんを保ちつつキャラを壊して演技する降幡さんすごい。
クリスマスのCDなのにドラマパートの大半は和のテイストでした。お正月も入っていたしこれもうわかんねぇな。
果南ちゃんかわいいやったー pic.twitter.com/LzNABMbiHu
— りくた (@liktastar) 2016年11月23日
スコアマッチptで10,000位に入りたい
いきなり関係のない(なくはない?)話ですが、AqoursイベのときはAqoursユニットの方が良いです。でもAqoursが本格参戦したのが7月でそこから4ヶ月しかたっていないわけで。一方スクフェスが始まって3年以上はμ'sオンリーでやってきたわけで。いくら補正がかかるとは言えμ's抜きで組むのはかなり厳しい。ラブライブ!スクフェス 情報まとめwiki - スコア計算 https://t.co/PxGURxU6wN
— りくた (@liktastar) 2016年11月6日
>μ's曲でアイコンを押した位置にいるキャラがμ'sメンバーのとき、あるいはAqours曲でアイコンを押した位置にいるキャラがAqoursメンバーのとき、補正がかかります。
スコアマッチで新たなランキング制度が設けられました。いわゆるレート戦。勝てばptが上がるし負ければ下がる。格上格下も考慮して上下するので、なかなかスリリングです。
ぼくの かんがえた さいきょうの ひっしょうほう
1. 格上とマッチング
2. 難しい楽曲が選ばれる(相手がミスってくれる)
3. 自分はフルコン
常にこうであればもりもり稼げる可能性が高まるはず。でも待って。
1. 格上とマッチング → 運
2. 難しい楽曲が選ばれる(相手がミスってくれる) → 運
3. 自分はフルコン → 実力
ほとんど運でした。2に関してはより難易度の高いモードを選べば多少は確率上がるかな(自分のミスする確率も上がるけど)。
逆にこれら3つのうち一つでも満たせない場合(「自分以下とマッチング」or「易しい楽曲が選ばれる」or「自分がミス」)、スコアマッチptが下がる可能性が高まるでしょう。
これまでのスコアマッチは、4位であっても効率がちょっと悪いだけでそこまで気にする必要はありませんでしたが、今回は「常にフルコン」と気張って望まなければなりません。なかなかスリリング…悪く言えばストレス。スコアマッチptは上がったり下がったりするものだ、と気を楽にするのが大事ですね。10日間もあるので。
さらに大事なのはイベント期間中にスコアマッチptのブレ幅がどれくらいあるかを把握すること。そしてイベント終盤は累計ptを稼ぐのではなくブレ幅が上に来るまで調整すること。
例えば私の場合。この2日間でのブレ幅は4,700~5,000でした。そして今回の目標は(いつもと同じ5枚取りなので)累計100,000pt。なのでイベント9日目までには累計100,000pt近くまで稼いどいて、10日目はひたすらマッチしてスコアマッチptが5,000になるように頑張る。実際はMaxではなく7割くらいかな。4,700 + (5,000 - 4,700) * 0.7 = 4,910。もちろんこれで10,000位に入れないようであれば賭けるしかない。
不満
狭い!
いまは5,008ptで1,867位。4,380ptで10,000位。つまりこれって1ptあたり13人ほどいるってことですよ。100pt下がると1,300位落とすことに。こいつはやべえぜ。
【10/27武道館】三森すずこ Grand Revueに参加してきました
私のミモリアン度
前提のお話。シングルもアルバムも買っているけど、ライブには行ったことがなく映像作品も見ていない。だからコールもサイリウムの色変えも知らず、傍から見るとにわか扱いされても仕方ない。
アリーナ…だと pic.twitter.com/wAoHXpN5P6
— りくた (@liktastar) October 19, 2016
そんな私が突然アリーナにー!?
ということで熱心に練習しました。せめて曲の途中で色変えがあるもの(ラブライブ!でいうスノハレUO)には対応しようと。映像作品として残るだろうし、生き恥はされされないからな…。
約束してよ?一緒だよ!のライトブルー→オレンジ、 スマイリウムのピンク→黄色。
あと「スマイリウム」のラストサビも公開!皆様、是非次回以降も手の振りつけを一緒にやってくださいね! pic.twitter.com/BbktczRoog
— mimorin.comスタッフ三森すずこ (@mimorincom) November 8, 2015
あとこの振りも。たぶん実際は完成度低かったかもだけど…頑張った。
物販
お目当てはパンフレット。いつ物販が開始されるのか分からなかったのでときたまネットで状況を確認していました。
ラブライブ! サンシャイン!! Blu-ray 2 (特装限定版)
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2016/10/26
- メディア: Blu-ray
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奇しくもサンシャイン!!2巻が手元に届いていたので映像特典「てくてくAqours」を見ながらゆっくりしていると、なんか既に物販が始まっているらしくピークも過ぎていたらしく。こりゃもう行くしかねえ!と武道館まで駆け抜けていく私。
うおー武道館行ってきた pic.twitter.com/RSXjIsHv9o
— りくた (@liktastar) October 27, 2016
そして帰ってきた😂 pic.twitter.com/l97dOo8AKF
— りくた (@liktastar) October 27, 2016
まさにとんぼ返り。良いデザインのリストバンドだったのでこちらは衝動買い。このとき16時前。Tシャツは売り切れていたけどその他は残っていたし、並ばずに買えました。
会場の様子
そして開場時間。
ここでずっと待機していたのですが、実際は右の方から入るのでした。
ここから右を見るとファンが作ったフラワースタンド。(写真は物販時に撮ったもの)
左を見ると関係者のフラワースタンドが。
ブログ掲載用に画像サイズが小さくなってしまい申し訳ないのですが、よく目を凝らしてみるとランティスキサラさんのお名前が…!
玄関から左に行くとアリーナ席に行けるのですがトイレに行くため右にぐるっと回ることに。一番近いトイレが故障中で閉鎖されており、ほぼ1周ぐるっと回りました。だけど実際はアリーナ席の近くにもトイレがあり、とんだ無駄足になってしまいました。
トイレ事情はこのあたりにして。
アリーナで、前から4番目の席だったのでステージがほんと目の前!μ'sのライブのときとはまた違った意味で緊張しました。
男女比率は男8女2くらい?μ'sのときと比べて女性比率が多かったような。私の両隣も女性で、やっぱりみもりんは同性から見てもかっこよく見えるんだなという印象でした。
開演
事前に他の会場でのセトリを調べてはいたのですが、実際に始まってみると事前調査とは大きく違ってビックリ。
セトリについては他力本願になってしまうのですが私は全部覚えておらず。。たぶんそろそろ誰かが挙げてくれるはず(ほんとすまん)。
どの会場でもユニバーページが最初に歌われていて、みもりんの曲の中でも一番好きな曲だったので、今回最初に歌われなくて焦りました。オレンジ(ユニバーページのときのサイリウムの色)に切り替えようと構えていたのに。それにいつまでたっても出てこないし、まさか歌われないのか…!とちょっと焦りましたw
あとWONDER FLIGHTも意外なタイミングで出てきて、この曲は海未ちゃん推しとしては涙モノです。
6年一緒に走ってきたあの子への、今伝えたいメッセージ。
— 三森すずこ (@mimori_suzuko) April 26, 2016
そして、未来に向かって頑張るみんなへの応援ソングです♪ https://t.co/cuq0n0dCf7
まるでミュージカルを見ているような世界観で2時間があっという間。みもりんだけでなくダンサーやバンドの方たちもすごくかっこよかったな。まさにアーティストって感じでした。
MCはほとんど無く。でも印象に残るお話が多かったです。
・NHK-FMでラジオさせていただいているしこのまままた紅白に…!?という情熱
・私の人生、予想外のことばかりで、ここに立てられているのは皆のおかげ
ニュースは2点。
・今回のライブが放送される
・結城友奈は勇者である(鷲尾さんの方)の主題歌担当、7thシングルとして4/12発売
ゆゆゆは楽しみだなー。東郷さんの活躍がまた見られるのですね。
www.nicovideo.jp
この動画はおすすめ。
なんというかあっという間だったなー。歌、ダンス、演出。世界が作られていたよ。
おわったー楽しかったー pic.twitter.com/uIhD89flyL
— りくた (@liktastar) October 27, 2016
楽しい時間をありがとうございました!
Aqours第2回センターポジション総選挙
【投票企画】『ラブライブ!サンシャイン!!』第2回センターポジション総選挙 最終結果発表! https://t.co/yF1Sg83Lz7 #lovelive pic.twitter.com/ZWpIHGQqCW
— ラブライブ!公式 (@LoveLive_staff) 2016年10月26日
まさかの果南ちゃん!ここで「まさか」と言うのは別に悪気があるわけではありません。本当に予想外だった。
中間発表が出るまでは「まあ果南はアニメでの露出も少なかったし、海未ちゃんと同じくらいの位置になるかな」程度に留めていたのですが、中間発表で2位と分かり、あれよあれよという間に逆転。これは「まさか」と言わざるを得ない。これが推しがセンターになるという喜び…!
中間と最終を並べてみると。
よし、かな、まる、りこ、よう、ちか、ダイ、まり、ルビ
かな、よし、まる、りこ、よう、ちか、ダイ、まり、ルビ
1位と2位が入れ替わっただけ。きっと3年生票が果南に集まり、逆に1年生票はヨハネとまるで分散しちゃったのかな。
Twitterの反応を見るとあいきゃんこと小林さんが悲しんでいる様子が見られて、たしかにちょっとかわいそうだなという気持ちになりました。本人たちの性格が、内面まで分かっているわけではないのですが、小林さんはどこか儚げな感じでこういうとき本当にへこんでいそう。逆に諏訪さんは割り切っていそうな感じ。
でも!次はパーソナリティ総選挙。こちらも善子(というよりこの場合はあいきゃん)はいい感じ。
よし、ダイ、かな、ちか、よう、りこ、まり、ルビ、まる
総選挙の結果とほぼ変わらず、ダイヤが上位へまるが下位へ移動した感じ。今のまま上位3人がパーソナリティになるとすると、Aqoursの中ではおとなしめの3人が、ということになりそう。にこりんぱなというよりはのぞえり的な。
パーソナリティ総選挙は個別で投票しないといけないのがなー。組み合わせの方が良かった。あとイベントで結果発表するのが、胃がキリキリするのが想像できて嫌だなと思っています。だからまだ投票はしていません。
すわわには投票しないでしょう。ラジオならふわさたがあるし、何よりもこういうのは役割を交代していった方が良い。果南やすわわはAqours内ではたしかに一番好きだけど、だからといって他のメンバーが嫌いってことは無いし、センターもメディアへの露出も交代にこなしていった方がコンテンツとしては一番楽しめるんじゃないかな。と思うのは私だけではないはず。現に曜ちゃんも今回のセンター総選挙では落ち着いた位置にいるし、結構みんな大人な投票をしていそう。だといいな。
ラブライブ!サンシャイン!! ストーリー総論
2週間前に最終回を迎え、BD1巻が出たり、秋葉原で伊波さん逢田さんがサプライズゲストで登場するイベントがあったり、3rdシングルセンターをかけた総選挙の中間発表があったり。様々ありました。まあなんといってμ'sのファイナルライブのBDが発売されたことが何よりもビッグなイベント。
いろいろあった中ではありますが、今回のアニメに関して私の中で思ったことのまとめみたいなのを書いていきます。
2期を期待しすぎたんだ私もあなたも。制作側も?
最終回を見て#13の感想を書いて、さてさてネットでの評判はどうかな?と漁った後に思ったこと。やっぱり2期ありきで見てしまう。程度の差はあれど誰もが感じていたことではないでしょうか。
思いを託すという意味では制作側にもその心が見えました。
まず、このラブライブ!サンシャイン!!というアニメを放送するタイミングについて考えてみると。
・μ'sロスになっている人たちを逃したくないので、2016年4月以降になるべく早く
・イメージ的に夏が望ましい
ということは2016年夏アニメとして放送するのがベスト。たしかにサンシャイン!!発足から1年もたたずにアニメ化というのはμ'sと比べると段違いのペースなのですが、2016年秋とか2017年に放送していると競合にファンを取られてしまう。だから2016年夏がベスト。
映画上映から1年ちょっとのスケジュールでまた新しくお話を作る。これだけでも大変そうなのに、ファイナルライブ後のファンの気持ちや動向を予想しながら作るのは至難の業でしょう。下手に奇をてらうような展開にすればファン離れが加速し、かといって平坦な展開にすれば飽きられちゃう。このあたりのさじ加減を慎重に行った結果が、今回のAqoursの物語なのかなと想像します。言い方に語弊があるかもしれませんが1期は無難に作って2期からはμ'sに頼らずAqours一本で勝負する、そういう思いが伝わってきます。
丁寧
じゃあ1期は本気じゃないの?と言われるとそれはまた別の話。
無難ではありますがそれだけ丁寧に描かれていたと思います。特にメンバー加入の話はどれもよく練られていました。曜、梨子、ルビィ、花丸、善子、果南、鞠莉、ダイヤ。どのメンバーも加入までの間にドラマがありましたね(曜は#1で加入でしたが、想い自体は#11で描かれていました)。
この点ではμ'sの物語に勝るはず。ただμ'sの方は当時売れるかどうか分からない大勝負ということもあり、かなり奇抜な物語で、だからこそ惹き込まれるものがあったのかなと思います。「ラブライブ!」と冠しているのにラブライブの大会には出ないって相当なもんだよなあ。
BGMもμ's側に軍配が上がるかな。
(絶望)[LM05](でででーん、でででっでっでっでっでーんってやつ)
ルンルン↑どんより[LM06](途中でででーんと曲調が変わってピアノになるやつ)
こんなん1話のしょっぱなから流されたら、ねえ。他にも耳に残るものが多かったです。
Aqours側だとニネンブリデスカのBGMは良かったというよりはインパクトがあるというか。
BGMだけでなく挿入歌もAqoursは丁寧(おとなしめ)な感じ。でも挿入歌はどっちも好き。
輝きたい!その思いは過去から未来へ伝播する
今回のストーリーを通じて制作側が伝えたかったことはこれなんじゃないかな。
・輝くにはどうすればいいの?
・輝くと何が達成できるの?
・どのように伝播するの?
これらの疑問はすべて物語後半に描かれています。
千歌ちゃんにとって輝くということは、
自分ひとりじゃなくて
誰かと手を取り合い
みんなで一緒に輝くことなんだよね
― 渡辺曜(#11)
私や曜ちゃんや、普通のみんなが集まって
一人じゃとてもつくれない大きな輝きを作る
その輝きが学校や聞いている人に広がっていく、繋がっていく
― 桜内梨子(#11)
それが千歌ちゃんがやりたかったこと
スクールアイドルの中に見つけた輝きなんだ
― 渡辺曜(#11)
μ'sみたいに輝くってことはμ'sの背中を追いかけることじゃない
自由に走るってことなんじゃないかな
全身全霊、なんにもとらわれずに、自分たちの気持ちに従って
― 高海千歌(#12)
輝くって楽しむこと
あの日、0だったものを1にするために
さあ行くよ!
― 高海千歌(#13)
・輝くってどういうこと?
→自由に走ること。楽しむこと。(一人ではなくみんなで一緒に)
・輝くと何が達成できるの?
→Aqoursの場合は「0を1にする」こと
・どのように伝播するの?
→自分たちの輝きを見せれば、見ている人たちに伝播する
どのように伝播していくかは#13の前半のくだりがまんまですね。多少強引な展開だったとはいえ、それでも伝えたいことをしっかりと伝えたかったんだと思います。
段落のタイトルに「輝きたい!その思いは過去から未来へ伝播する」と書きました。過去から未来とはどういうことか。
時系列順に見ていきましょう。
・μ'sから千歌へ
これは1話を見ていればすぐ分かります。
・千歌からAqoursメンバーへ
・Aqoursから浦女の全校生徒へ
作中で展開されているので「過去から未来へ」というよりは正確には「現在進行系」か。
・Aqoursから未来の誰かへ
君のこころは輝いているかい?
― Aqours(#13)
このセリフ。これはきっとこの先の未来、誰かに対するセリフなのではないかなと思っています。
この言葉を発する前、Aqoursは9人で写真を撮っていました。写真とは未来に残るもの。千歌がスクリーン越しに会ったμ'sから「輝きたい」を受け取ったように、誰かがあの写真越しに「輝きたい」を受け取るかもしれない。「輝きたい」という思いはその場限りで広がるものだけではなく、過去から未来へ受け継がれるもの。それを表現したのが最後のあのシーンだったのかな。
初見時は正直よく分からないシーン。君のこころは輝いているかい?の歌詞ともニュアンスが違っているような気もするし。ラブライブ!はメディアミックスでそれぞれに独自設定があるので、歌詞とアニメで伝えたいものが違くても全然おかしくはないのですが、若干混乱してしまいました。「君のこころは輝いているかい?」って私(視聴者)に問いかけているのかなとも考えましたが、過去から未来へ~の方がしっくりくるかな。
でも、残念ですけどここには何も残って無くて
μ'sの人たち何も残していかなかったらしいです
(中略)
物なんて無くても心はつながっているからって
それでいいんだよって
― 生徒(#12)
「それでいいんだよ」ってすごい穂乃果らしさを感じる。
μ'sは形の残る物としては何も残していきませんでした。だけどその思いは形を変えて受け継がれています。「輝きたい」もそうだし「勝ちたい」という思いだってそうです。AqoursとSaintSnowは方向性は違えど、先輩スクールアイドルから大切なものを受け継いでいます。
千歌の意見では勝ちたいとか追いかけたいに囚われるのは「not 輝く」らしいですが、いやいやそれでもSaintSnowも十分に凄い。作中での「輝く」とは違うかもしれませんが、彼女たちも輝いています。スクールアイドルが何に価値を見出すのかそれはスクールアイドルの数だけ存在する…という月並みなまとめになりそうです。
0から1へ。無から有を生み出すのは思った以上に大変です。ですが数字上ではたった1しか増えていないのも事実。13話かけてようやく一歩を踏み出した。この13話はプロローグのようなもの。作中では夏休みまで進んだので、2期以降でどういうペースで展開されていくのかは気になります。あまりハイペースだと2~3年後にAqoursもファイナルを迎えてしまうという懸念も。
まあアニメだけに注目すると…ですね。実際は誌面、CD、コミックス、ライブと展開されているのでいろんな時空のAqoursを見ていきたいです。コミックスの果南ちゃんはすごくいい。
・みんな2期に期待していた感があった
・物語の内容は無難ではあるが作りが丁寧
・輝きたいという思いは受け継がれていくんだな
この3点。今回のアニメで私が思ったことです!
【感想】ラブライブ!サンシャイン!! #13 サンシャイン!! + LV感想も
LVの感想
上映会楽しかったな〜 pic.twitter.com/DALR77G5IJ
— りくた (@liktastar) 2016年9月24日
抽選で本会場に落ち、一般販売でも本会場は当たらず。しかしLVは行けたのでした。かなり前の席だったので見上げた見上げた。
すわわがMCを担当していて新鮮味があったなー。相変わらずのツッコミセンスで、あいにゃに対して「赤ちゃんがいますけどー」の言葉には笑ってしまいました。あいにゃの中には赤ちゃんとおっさんが同居している…!声の幅が広いからぶりっ子な声や豪快な声といろいろ聞かせてくれてパワフルさを感じますね。ありしゃはニコニコしていたのが印象的だったかな。あとAqoursを12人と言い間違えたのもありしゃだっけ。まさかこれが13話のネタバレになろうとは(?)
#10~#12の振り返り上映が終わった後にも、長めの振り返りトークがあって良かった。なんか振り返ってばかりで最終回を見たらわたし死ぬのか…とも思わなくもなかった。
やっぱり一番記憶に残ったのはすわわの絵かな。印象に残ったシーンを絵で振り返るコーナーがあって、3人とも絵付きで紹介していました。
・あいにゃ:しっとファイヤ~~~(ビブラート)
・ありしゃ:いいこでちゅねー
・すわわ:「家だって今日は予約ゼロ」と言いながら突然脱ぎ出す果南
という感じに。すわわ絵のドヤ顔果南と汗マーク千歌と、若干のアレンジが加わって面白かったです。
ラブライブ!らしい最終回
話を本編に戻して。どの辺りが「らしい」かと言いますと。
1. 最後はライブで閉幕
2. 劇中劇っぽい演出
3. 不器用さが感じられる
1に関しては言わずもがな。μ'sは「START:DASH!!」「Happy maker!」で幕引きしてきたのと同じようにAqoursは「MIRAI TICKET」で。今回花丸が作詞に携わっているようで、ここで「MIRAI」を入れてきたか!と思ってしまうのは深読みが過ぎるかしら。ヨーソロー要素もあるしフルで聞いたらまた違った発見がありそうです。
2は一番「らしさ」を感じたところ。最終回を見終わった後にネットで感想回遊していると、思っていた以上にここのシーンが叩かれていて驚いた。でも「2回目以降は普通に見られるな」という意見もあったりと、まあ人の意見はそれぞれかな。気持ちがこもった劇中劇で個人的には良かったと思います。
3はオブラートに包んで書きましたが、端的に書くとまとめ方が下手ってこと。μ'sのときも1期はシリアスから解決までに30分で畳むには多少の強引さがあったし、2期も前話が素晴らしすぎただけに最終話は蛇足感があったし、それに似たような印象を今回も受けました。特に全校生徒全員でライブに参加する流れは閉口…とまではいかないですがちょっと違和感があったかな。最後の「君のこころは輝いているかい?」の言葉も唐突に出てきた感は否めませんが、これに関しては後々面白い考察が出てきそう。
【感想】ラブライブ!サンシャイン!! #12 はばたきのとき
感想
・μ’sという枠の中からの脱却
・0からの脱却はできるのか
・梨子氏…
「前回更新から1週間以上たっているんだけど」
いいの!
「もう最終回も放送されたんだけど」
いいの!
「最終回見てしまったし、純粋な12話の感想なんて書けないと思うけど」
いいのー!!
というわけで、前回書いた通りに遅れました。いったん13話のことは忘れて12話の感想です。
μ’sという枠の中からの脱却
支配なんかしねェよ
この海で一番自由な奴が海賊王だ!
― モンキー・D・ルフィ
いきなりラブライブ!要素が無くて申し訳ないですけど、この言葉を思い出しました。
どの世界でも輝いている人ってのは、周りがどうとか関係なく自分が「こうしたい」と思って行動しているものです。だからこそ周りからは輝いているように見える。そこに千歌も気づくようになります。
私は…0を1にしたい!
あのときのままで終わりたくない!
― 高海千歌(#12)
μ’sを追いかけるのではなく、Aqoursとしての本当の目標が決まった瞬間です。これに関してはすぐに3年生のするどいツッコミが入ります。
なんか、これで本当にひとつにまとまれそうな気がするね
― 松浦果南(#12)
遅すぎですわ
― 黒澤ダイヤ(#12)
どちらもメタっぽい発言。Aqoursはこれからスタートなんだよーと示唆しつつ、たしかに12話でスタートを切るのも遅すぎるという視聴者の声を代弁してくれています。
そして千歌の部屋から剥がされるμ’sポスター。何もそこまでしなくても…と黒澤姉妹が見たらそう思うに違いない。ここもμ’sの枠からは脱却したんだよと視聴者に訴えるシーンですね。
しかしここからが面白いところなのですが、「μ’sという枠から脱却すること」が「μ’sに近づく第一歩」になっているように見えます。(なんかジョジョの敵スタンド攻略みたいですね)
あの羽根キャッチシーンなんかまさにそうで、これでようやくμ’sと同じステージに立つ資格が得られたと分かります。
ただ、千歌たちが目指すところ、0から1にするということは下手するとμ’sの劣化コピーになりかねません。なんてたってμ’sは0を100にも10,000にもしたような功績を持つのですから。そこをどう説得していくのか楽しみだなー。
0からの脱却はできるのか
何はともあれ、まずは1にしていかないと始まりません。商売の世界でも値上げするのは簡単だけど、まずお客さんにお金を出してくれるようにするのは簡単ではありません。ソシャゲも最初の課金まではハードルが高くて、一回課金しちゃえばあとはずるずるですわ。0を1にすることは難しい。
Aqoursの場合、投票数0はとりあえずクリア。次は説明会参加希望者数0をクリアしていくのが目標になってきます。これをクリアしても今度は入学希望者数0をクリアしていかなければ。しばらく0との追いかけっこは続きそうです。大きな問題を解決するために小さな課題に落としてひとつずつクリアしていくのは悪くない…むしろ正攻法なくらい。Aqoursは堅実な道を歩んでいる印象です。ただし時間は有限。作中ではもう夏後半なようだしなかなか厳しいような。
G'sの設定では廃校確定で、アニメでもその設定が引き継がれているのかなと思いきやそうではなく。でも結局アニメでも廃校確定という路線はあり得るのかも。そのときにどう説得力を持たせるのかはすごく難しい。かといって廃校回避だとそれはそれでμ’sと同じじゃん、となるし。どうやらμ’sの枠にとらわれているのは千歌だけでは無さそうです。